こんにちは!KENTAです!
さて今回は、待望の大野雄大投手に関しての紹介記事です!
僕は京田選手推しなんですが、数年前までは大野雄大推しでした!
細かなエピソードまで詳しく解説するつもりですので、ぜひ目を通してみてください!
ちなみに投手紹介は今回が初めてです!!
頑張ります!
また大野選手のピッチングをみたい方はこちらから!
基本情報
まずは基本情報から!
生年月日
1988年9月26日生まれです!
出身は京都府で左投げ左打ちのピッチャーです!
小学校5年生のときに少年野球を始め、中学でも軟式野球部に所属。
中学の時には京都市の大会で優勝。

中学は軟式なんですね!
軟式からでもプロ野球に入れることを証明していますね!
高校
もともとは公立高校に通う予定だったが、京都外大西高校へ誘われこちらの高校に進学することに!
投手として2年生の春からベンチ入りし、2年の夏と3年の春に甲子園出場を果たします。
2年生の春には決勝まで進み、当時田中将大投手がエースとして活躍していた駒大苫小牧と対戦しています。
しかし、大野投手は2年の春には登板機会はなく、とても悔しい思いをしたそうです。

出典:https://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail_amp&id=001-20140818-15
この写真は3年春の選抜大会のときのものです!
この時は東海大相模高校と対戦し、負けてしまいましたが、先発投手として甲子園の土を踏みました。
3年の夏は京都大会の準決勝で破れ甲子園出場はなりませんでした。
大学
野球人としても人間としても成長できると勧められた佛教大学(ぶっきょうだいがく)に進学することに!
2007年に入学すると、1年生の春からベンチ入りすることに!
このころに球速が上がり始め、145キロの速球が投げられるようになりました。
先発ローテーション入りし、MVPとベストナインを獲得!
全国大会での活躍から「大学BIG4」と呼ばれることに!
同世代では、日本ハムの斎藤佑樹や巨人の澤村拓一がいます。

また大学の時に、「ハーレムベースボールウィーク」の日本代表に選ばれそこで試合をすることでメジャーへの憧れも強くなったと言っています。
ドラフト
大野選手のドラフトは2010年でした。
結果はドラフト1位で中日ドラゴンズから指名!
実際は8月にオープン戦で肩を痛めていたため、指名されないのではと不安だったようです。
背番号は憧れの藤川球児さんの22に決定!

この年のドラフト順位
1位:大野雄大(佛教大学、投手)
2位:吉川大機(PL学園高校、内野手)
3位:武藤祐太(Honda、投手)
4位:森越祐人(名城大学、内野手)
5位:関啓扶(菰野高校、投手)
大野投手のエピソード
ここではドラフト会議の直後に行われる
「お母さん、ありがとう」
という番組の内容を僕なりにまとめたものを書いていきます。
この内容に当時の僕はあまりにも感動して涙したものでした。
大野選手が2歳のときに両親が離婚し、女手一つで育てられることになります。
そんななか野球をはじめることになり、お母さんも忙しいながらも応援してくれます。
中学校のときのある試合で、大野投手はフォアボールを連発し試合を壊してしまうことがありました。
大野投手のお母さんはそれを気にして監督にこんなことを言いにいきます。
「うちの子はコントロールが悪いからチームに迷惑をかけてしまいます。ピッチャーをやめさせてください。」
そうするとその時の野球部の監督は、
「雄大はいいものをもっている。ピッチャーとして十分活躍できる。」
と言ってくださり、そこから大野投手もものすごく練習をがんばるようになります。

大学に入れたはいいものの、やはり女手一つで大学に通うのはなかなか厳しいところがありました。
そこで大野投手は、大学の授業・野球部の練習・アルバイトをすべて行い学費を稼ぎながら大学に通っていました。
朝練をするため朝5時には家をでます。
朝練が終わり大学の講義を受け、午後は練習。
練習が終わったあとに深夜のアルバイトをして家に帰る。
そこから1時間仮眠をとってまた朝練へ、、、
このような日々が続いていたと言います。
このことについて聞かれた時に大野投手は、
「ここまで育ててきてくれた母親にためなら全然辛くない」
と言っていました。
親思いの本当に素晴らしい人だなと、これをみていた当時の僕はテレビをみながら大号泣です。
そんな人としても優れた大野投手はドラフト指名後に母親に車を買ってプレゼントしていました。
親孝行の1つですね。
辛い期間を乗り越え素晴らしいピッチャーになった大野投手のエピソードでした。
大野投手の強み
さてここでは大野投手の強みをまとめていきます!
一体大野投手はなにがすごくてあんなにいいピッチングができるのでしょうか?
球威のあるストレート
大野投手のピッチングの軸となっているのがこの球威のあるストレートです!
これは去年のデータになるのですが、平均球速が145.6キロで空振り率が8.33%とどちらもリーグ2位の成績です!
なぜこんなにストレートがいいのか?
それは球速以上に球の質がいいからなんです!
力任せのただ速い球ではプロ野球選手にはバットに当てられてしまいます。
しかし回転のかかった伸びのあるかつ速い球ならバッターはそう簡単には打てません。
それが外角低めにきたら尚更です。

大野投手はこのように話しています。
「球速には拘らない、間を意識する」
ここからわかるように、ストレートは全力で投げていなことがわかります。

もちろん試合の状況によって投げるときもあるとは思いますが、あくまで普通はです!
8割くらいの力で、力むことなく質の良いストレートを投げる。
ここに大野投手のストレートの秘訣が隠されている気がしました!
ストレートと同じ軌道でくる新球種「ツーシーム」
どんなにいいストレートを持っていてもそれがくるとわかってしまえばプロのバッターは打ててしまうものです。

大谷翔平選手の160キロを超えるストレートを糸井選手がヒットにしたように、、
そこで大野選手は、2019年に門倉コーチから教えてもらった新球種をマスターします。
これが「ツーシーム」です!
どんな球かというと、投げた瞬間からバッターの近くにくるまではほとんどストレートと同じ軌道で向かってきます。
しかしバッターの手元で少し変化します。
これがものすごく効果的なんです!
バッターはストレートなのか、ツーシームなのかがギリギリまでわからないため打ち損じてしまいゴロになることが多くなります。
そしてこのツーシームなんですが、大野投手は場面に応じてすこし握りを変えているそうなんです!
なのでそれがシュートのような軌道になったり、
はたまたフォークのように少し落ちたりと
より的を絞らせないようなピッチングになっているわけです!

出典:https://www.nikkansports.com/baseball/news/202007310000448.html
大野投手の特徴まとめ
つまりなにがすごいかをまとめると、
- 威力のある質の良いストレート
- ストレートと同じ軌道でくるツーシーム
- ツーシームが握りによって様々な変化の仕方をする
こんな感じになるかと思います!
さいごに
今回は大野投手についてまとめてみました!
ここまで5試合連続完投勝利を上げている中日ドラゴンズの圧倒的なエースです!
その強さの秘訣がすこしでも読んでいただいた方に伝わればいいなと思います!
読んでいただきありがとうございました🙇♂️
他の選手の紹介記事や、中日ドラゴンズについてより深く知れるような記事もたくさん用意しているのでぜひ読んでみてください!