• 教育情報を発信

    こんにちは、KENTAです。私は、大学1年生のころから予備校のADとしてアルバイトをし、2年生からは個別指導やN高でインターンを経験してきた大学4年生です。

    この大学4年間を教育という分野に時間を使ったことを誇りに思っています。教育という言葉の定義は人によって違うと思いますが、ここでは私なりの定義に基づいて自分の考えを伝えていきたいと考えています。

    • 大学で教育を学びたいなと思っている人
    • 塾や予備校でバイトをしたいと思っている人
    • そもそも教育ってなんなんだろうと考えている人

    このような人のために僕の考えていることを伝えながら、なにかヒントになることがあれば幸いです。

    教育とは何か

    まずは私なりに教育の言葉の定義をしてから話を進めていこうと思います。

    私が考える教育とは、

    「自分で考え行動できるように育成すること」

    です。

    この考えに至るまで

    私が教育を上記のように定義するまでには受験生の時からの過程を踏まえた話が必要なのでまずはそこから。

    私は現役では大学に合格できず、浪人するといった道を選んでいます。

    まずここが私の人生のターニングポイントであり、教育という世界に入っていくきっかけとなった出来事でした。

    高校3年生の時に受験に合格できなかった理由は、間違いなく「思考力」の欠如です。

    少し言い換えると、思考の深さの次元が低いということになります。

    ですがこれは頭のいい人は特別意識しなくてもできている部分があり、受験に落ちるまでは気づきもしなかった観点です。

    1つ1つの問題を解く上で、

    • どうしてその答えになるのか
    • どの解法や知識を使うのか
    • 問題文にヒントはないか
    • 問題作成者は何を求めているのか

    こういったことを考えず、ただひたすらに問題を解くだけでした。

    ここではこういった細かいことではなく、少し抽象化して話を進めますね。

    この思考力に気づいたのは、浪人していた夏休みくらいのことでした。

    自分の知識が積み重なっていかないことに不安を抱いていたことである1冊の本に出会い、それが私の思考力を高めてくれました。

    自分で考えることの大切さを学べた本であり、私の教育観を養ってくれたものでもあります。

    そして無事大学に合格し、そこから教育の道へと進むことになります。

    この後大学に入ってからも波瀾万丈な道を進んでいくのですが、もし気になったらこちらをみてみてください笑

    簡単に紹介すると、大学で文転してます(理工学部→文学部)

    考える力を養うことが教育

    私は大学で教育心理学や学習心理学といった心理学という学問体系から、教育についての知見を深めていきました。

    ただ私自身、座学の勉強というよりは自分の経験を通して学んでいく方が好きだったので、バイトやインターンを通じて体験ベースに知識を深めていった部分もあります。

    そこで気づいたことが、受験生や高校生はまだまだ自分で考える力が足りていないということです。

    この観点で塾というところで働くことの難しさを感じました。

    私なりの教育は「思考力を身につけさせること」なのですが、学習塾で求められることは「生徒の成績を上げ合格させること」です。

    だから私は、「思考力」を手段にして目的を「合格」に定めました。

    しかしこれが本当に難しかったのです。

    思考力を伝える難しさ

    思考力を生徒に養ってもらうために、自分の学力を客観的に判断し、目標に到達するためにはなにをすればいいのかを考えてもらうような指導に切り替えていきました。

    しかし高校生にはまだ「メタ認知」という概念がなかなか伝わらず、そもそも自分を客観視してなにをすべきかを考えることすら難しい状態でした。

    そこで私がぶつかった壁が、

    教育者vs講師

    の立場の違いです。

    先ほど私は、思考力を手段にして合格へと生徒を導く理論で生徒の指導にあたると説明しました。

    しかし実際に生徒と接すると、思考力を養うためにはある程度の時間が必要であり、それは偏差値をあげる行為とは直接結びつかないのです。

    結果として、長い目で見れば効果はあるのですが、学習塾は生徒の成績をあげるための場所であり、思考力の養成までは求められていません。

    このギャップに悩まされた結果、何をするべきかを自分で考えることはやめさせ、与えられたものに対し、

    • なぜそれを与えられたのか
    • この参考書や問題集をやる意味はなんなのか

    を考えてもらうような思考方法に切り替えました。

    本来、全てを自分で考え自立した受験生になってもらいたかったですが、まだまだそこに至るまでの自分の知識とスキルが足りませんでした。

    しかしこの経験が私を次のステップに進ませてくれたので、担当した生徒やこの時に多くの意見をくれた関係者の人には感謝しかないです。

    教育に必要な人材

    大学生の時点で気づいた自分の教育観について今回はまとめてみました。

    最後にまとめとして私の今思っている見解を少し個人的な意見を踏まえながら書き記して終わりたいと思います。

    私は本気で生徒の将来を考えられる人間が好きです。というかそもそも仕事に対し全力でやる人が好きです。

    生きるために仕方のないこととして仕事をすることを否定するわけではありません。しかし私は、一度しかない人生において、自分のやりたいことを仕事にしないのはもったいないと思います。

    この観点でも本気という言葉がとても好きです。

    妥協しながらこれくらいでいいやと思いながら仕事をしている環境でどれだけの人の幸せを生み出すことができるでしょうか?

    自分の意見を戦わせ、いまの環境をもっと良くするにはどうすればいいかを同じ立場で考えられるような環境にいて初めていい結果が生まれるものだと信じたいです。

    この文脈において、教育はかなりこの色が強いと感じています。とくに予備校や学習塾は人と直に接するCtoCの現場です。

    人に対して興味を持っていない人がうまく立ち回れるはずもありません。

    だからこそ本気で生徒と向き合い、ときにはぶつかりあり、互いが理解しようとして、支えあって成長していくような関係性が望ましいと思います。

    結局何がいいたいかというと、教育現場には「生徒に本気になれる」人材が1番求められていることということです。

    大学4年間、心理学を通して教育に関する座学を学び、バイトとインターンを通じて経験をしたまとめとして思ったことを集約させてみました。